今回はこのような疑問に答えていこうと思います(*^^*)
✔本記事をおすすめする人
- 漫画初心者の方
- 漫画の道具選びに悩んでいる方
✔本記事の内容
- アナログ漫画を描くために必要な道具
- セット売りで買うと漫画道具を揃えるのが楽です!
- デジタル漫画を描くために必要な道具
✔本記事の信用性
本記事を書いているぼくは、週刊少年ジャンプの新人漫画賞「Gカップ賞」を受賞しています。
なおかつ、漫画歴が10年ほどあるので参考になる記事が書けていると思います(*^^*)
ぼくについて詳しく知りたい方はプロフィールをどうぞ。
本記事では、アナログで漫画を描く場合に必要な道具と、デジタルで漫画を描く場合に必要な道具とをそれぞれ詳しく紹介していきたいと思います!
ぜひ、本記事を参考に漫画を描くための道具をそろえてみてくださいね(*^^*)
アナログ漫画を描くために必要な道具
アナログ漫画を描くためには以下のような道具が必要です!
- 原稿用紙
- つけペン
- ペン軸
- インク
- 鉛筆・消しゴム
- ミリペン
- 定規
- スクリーントーン
- トーンヘラ
- 筆ペン
- ホワイト
- トレース台
- 羽根ぼうき
詳しくどんな用途で使うのかや、どの製品がおすすめなのかを下記で説明していきますね!
原稿用紙
原稿用紙は漫画を描く用紙になります。
用紙はなんでもいいわけでなく、専用の原稿用紙でないと漫画賞に出したり、雑誌に掲載したりできません。
原稿用紙を選ぶ際に、初心者の方はまずサイズに迷うかもしれません。
大体の出版社はB4サイズを指定していると思うので頭に入れときましょう!
つけペン
漫画を原稿用紙に描く際にはボールペンなどで描いては基本だめです。
つけペンを使って描かなければなりません。
つけペンには様々な種類がありますが、基本Gペンと丸ペンだけ使えれば大丈夫だと思います(*^^*)
中には丸ペンだけしか使わない漫画家の人もいるみたいですよ!
基本的なつけペンの使い方
- Gペン・・・キャラなどの太めの線を描く際に使う
- 丸ペン・・・背景などの細い線を描く際に使う (丸ペンをある程度使い続けると細い線が描けなくなるので、それをGペン代わりに使う人もいる)
ゼブラのつけペンを使っている漫画家が多いみたいなのでおすすめです!
ちなみにぼくも使っています(*^^*)
ペン軸
つけペンだけだと使えないので、それをはめ込むペン軸が必要になります。
いちいちはめ込み直す手間がはぶけるので、Gペンと丸ペン両方をはめ込めるフリーペン軸がおすすめです!
インク
つけペンで絵を描いたり、線を引くのに必要です。
パイロットのインクが漫画家には人気があるみたいです!
つけペン同様こちらもぼくも使っています(*^^*)
パイロットのインクには製図用と証券用があります。
製図用と証券用のちがい
- 製図用・・・インクが濃い、消しゴムに強い
- 証券用・・・インクが薄いため乾きがはやい、カラー絵向き、消しゴムに弱い
鉛筆・消しゴム
漫画はいきなりインクで絵を描いたりしません。
下書きを鉛筆やシャーペンなどで描いたあとにインクで清書するので、当然鉛筆やシャーペンと消しゴムが必要です。
こちらは普段あなたが使っているものでいいと思いますよ(*^^*)
なので、新しくそろえる必要はないかと思います。
ミリペン
ミリペンはコマ枠を描いたり、効果音などを描く際に使用します。
おすすめは「ピグマのミリペン」です!
ユーザー数も多い人気のミリペンで、顔料インキなので乾けば耐水性になります。
ペン先が丸いので、使っていて先が潰れにくいのも特徴です!
ぼくの場合はコマ割り時は0.8ミリ。
効果音などは0.5や0.3ミリなどで描いていました(*^^*)
定規
定規は普段あなたが使っているものだと漫画で使うには短すぎます。
漫画を描く際、コマ割りなどで長い線を引くことが多いので、40cmくらいのものがおすすめです!
またエッジがある定規を選ばないとインクで原稿が汚れます!
エッジのある定規を裏返しにして線を引くとインクで原稿が汚れなくなりますよ(*^^*)
また、長い定規とは別に短めの定規を持っておくと、細かい所を描く時に邪魔にならないかもしれないです。
なので、定規を選ぶ際は
- 40cmくらいの長さ
- エッジがついている
- 短めのものを持っておくと便利
というのを頭に入れておきましょう(*^^*)
スクリーントーン
スクリーントーンは、白黒以外の色や柄や効果背景などを漫画に入れたい場合に原稿に貼り付けて使います。
スクリーントーンを貼ることで、画面の密度が高くなるのでより完成度の高い原稿になりますよ(*^^*)
ただ、貼りすぎると原稿がくどくなるので、適度に貼るようにした方がいいと思います。
たくさん種類があるのでなにを使えばいいか最初のうちは迷うと思います。
なので、まずは60番台のトーンから慣れていくようにしましょう!
漫画家が最も使うのは61番と言われています。
プロの漫画家は「アイシーのスクリーントーン」を愛用している人が多いみたいですよ(*^^*)
トーンヘラ
トーンヘラはスクリーントーンを原稿に貼り付ける際に使用します。
細かい部分にはエッジ部分を使い、幅の広い面には広い部分でこすりつけます。
角が丸くなっているので、スクリーントーンの柄がはげたり表面を痛めません。
なので、色々なもので代用できると思いがちですがトーンヘラを使うことをおすすめします(*^^*)
筆ペン
筆ペンはベタを塗ったり、効果音を書いたりする際に使用します。
マジックなどでもベタ塗りは代用できるかもしれませんが、筆ペンを使用した方が素早く広い範囲を塗れるので楽です!
髪の毛のツヤを出したり、効果音を書く際に筆と同じように扱えるので便利ですよ(*^^*)
ホワイト
鉛筆などを消す時は消しゴムでいいのですが、インクを消したい時は消しゴムでは消えません。
そんな時に使用するのがホワイトになります!
修正液だと直した箇所が凸凹に固まって段差になっているので、上から絵などをもう一度描く時に汚くなってしまいます。
ホワイトを使って消せば、上から再度絵を描いても綺麗に描けますし、つけペンに付けて白文字や白線を書くことだってできます!
色々なことに使えるので持っておいた方がいいですよ(*^^*)
トレース台
トレース台は絵の原稿の複写などをする際に使用します。
下書きの原稿を複写してペン入れをしたり、模写する絵を複写して絵の練習などに使用すると効果的だと思います。
また、自分の描いた絵を裏返しにしてトレース台を使ってすかすと、左右反転して見れるのでデッサンの狂いがわかりやすくなりますよ!
トレース台のサイズはあまり大きいと机に置く際に邪魔になるので、ぼくはB4サイズを使っています(*^^*)
羽根ぼうき
羽根ぼうきは消しカスをはらう際に使用します。
手ではらうと原稿に手の油が付いたり、汚れたりしやすいので羽根ぼうきがあると便利です!
消しカスをはらうのも楽になりますしね(*^^*)
セット売りで買うと漫画道具を揃えるのが楽です!
アナログ用の漫画道具は上記で書いたようにかなりの数の道具が必要になります。
1つづつ揃えていくと大変だと思うので、初心者の方はセット売りで買うと安くすむし、揃えるのが楽ですよ(*^^*)
まずはセット売りで道具を揃えて、そのあと自分に合う道具を選んでいくと効率がいいかもしれません(*^^*)
デジタル漫画を描くために必要な道具
ここではデジタルで漫画を描く際に必要な道具を紹介していきたいと思います!
アナログに比べてデジタルだと描く道具がかなり少なくすみますよ(*^^*)
以下の3つだけでデジタル漫画を描けます!
- パソコン
- ペンタブレット
- ペイントソフト
原稿用紙やペン先などの消耗品が必要ないので、初期費用は高いですが長期的に考えると経済的です(*^^*)
パソコン
漫画のデータを管理したり、ペンタブレットやペイントソフトを使う際に必要になります。
パソコンは、ペンタブレットやペイントソフトに対応していれば、最初のうちは普通に家にあるもので大丈夫だと思います。
ただし、使い続けていて重くなったり固まるような事が多くなってきたら、メモリの増設や買い替えを検討した方が良いと思います。
メモリ容量は8GBもあれば、安心して長く使えると思います(*^^*)
ちなみに、iPadを使用すると描きやすさはパソコンより落ちますが、パソコンとペンタブレットがなくてもデジタル漫画を描けるようになります(*^^*)
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ペンタブレット
ペンタブレットは2種類あります。
- 液晶ペンタブレット
- 板型ペンタブレット
どちらを選べばいいのかと思いますが、ぼくは液晶ペンタブレットをおすすめします!
液晶画面に直接絵を描き込めるのでとても描きやすく、アナログに慣れていた人でもすぐ使いこなすことができます。
その中でも、ワコムから発売されている「Wacom Cintiq 16」は性能・品質ともに優れていて使っている人が多くおすすめです(*^^*)
ペイントソフト
ペイントソフトは何種類かあるのですが「クリスタ」がおすすめです!
多種多様な機能が備わっていて、プロの漫画家も利用している人が多いです!
詳しい内容を知りたい方は下記の記事をご覧ください(*^^*)
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本記事は以上になります。