今回はこのような疑問に答えていこうと思います(*^^*)
✔本記事をおすすめしたい人
- 画力に自信のない人
- 画力を更に上げたい人
- これから絵を描き始めようとしている人
このような人に向けての記事になっています。
✔本記事の内容
- 漫画家になるには画力は必要か?
- 漫画家志望に画力が必要な理由
- 画力不足でも評価される4つのパターン
- それでも画力は必要です!
- 画力を効率よく向上させる3つの方法
- 模写におすすめの漫画
これらについて本記事では詳しく説明しています(*^^*)
✔本記事の信用性
ぼく自身が学生時代、絵を描いたことがなく、社会人になってから絵を描き始めました。
なので、画力は漫画家志望者の中でも下の方だと思います。
けれど、そんなぼくでも画力を認められて漫画賞を受賞したわけではないですが、週刊少年ジャンプの新人賞を一応受賞できるレベルにはなれたというので、本記事を信用出来る根拠にはなると思います。
本記事を最後まで読めば、漫画家になるには画力が必要なのかを理解でき、それだけでなく画力を上げる方法も理解できると思います(*^^*)
目次
漫画家になるには画力は必要か?
最初に答えを言ってしまうと、漫画家になるには画力は必要です!
細かく言えば、漫画賞受賞までは画力は必要なくてもぼくみたいに受賞することは可能です。
ですが、その更に上の漫画家になるレベルまで行くとなるとやはり画力が必要になります!
漫画家になるには画力が必要な理由
漫画家になるのに画力が必要な1番の理由は、漫画賞に画力不足だと受賞しにくいことだと思います。
漫画家志望者が漫画賞を受賞できない大半の理由は画力不足だと言われています。
それを表すように受賞作の画力を見てみると、ほとんどの受賞作は一定の画力の基準を満たしています。
つまり、漫画家志望者が1番最初にやるべき事は画力を一定レベルまで上げることだと思います!
画力不足でも評価される4つのパターン
画力が一定のラインを超えていなくても評価される場合があります!
ぼくも画力が一定レベルに達していなかったのに受賞できたので、下記の中のどれかに当てはまっていたのかなと思います。
ここでは4つのパターンを紹介しますね(*^^*)
企画力がある
企画力のある漫画には読者への引きがあります。
大半の漫画は、初見で画力や絵柄が読者に受け入れられないと見られもしません。
ですが、企画力があれば画力や絵柄で受け入れられなくても、企画で興味を持ってもらえ読んでもらえるのです。
あらすじだけを見てとか、扉絵を見てとかだけで、読者に見たいと思わせれる漫画がそういう漫画だと思います!
泣ける
映画とか小説でもそうですけど、泣いてしまったら読み手はその漫画を認めざるを得ないです。
例え、どんなに絵が下手でも、読者側が泣いてしまえば作家側の勝ちなのです。
あとは泣ける漫画というのは、今の世の中パターンが出尽くしてる感があり、ベタになりがちで意外に作るのが難しかったりします。
なので、描ける人が少ないので評価されやすいというのもあると思います。
セリフに魅力がある
ありきたりなセリフでなく、その漫画でしか聞かないようなセリフが言えていると評価されやすいです。
人気漫画には名セリフが必ずありますよね?
ワンピースでいうと
「海賊王にオレはなる!!」
みたいなセリフです。
海賊王というワードはワンピースでしか聞かないと思います。
これが例えば
「海賊のトップにオレはなる!!」
とかだと名セリフにはならなかったと思います。
なので、良いセリフを考えるコツとしてはその漫画でしか聞かないワードが大事です。
それ以外だとスラムダンクの名セリフに
「諦めたらそこで試合終了ですよ…?」
というのがあります。
特にその漫画でしか使われない特別なワードは入っていないけど名セリフと言われています。
このパターンは共感を得ることで名セリフになっているのだと思います!
この2つから魅力のあるセリフには
- その漫画独自のワード
- 読者の共感
この2つが大事なんだと覚えておきましょう(*^^*)
ギャグセンスがある
効率よく努力し、インプットしていけば大抵の事はどんな人でも身に付くものですが、ギャグセンスは残念ながら身につかない人はいつまで経っても身につかないです。
努力ではどうにもならないのがセンスだと思います。
芸人とかを見ればわかりやすいですよね。
何年も努力して続けていても、面白くない人はいつまで経っても面白くないですよね?
なので、ギャグセンスのある人はそれだけで重宝されます。
ギャグ漫画でなくても、売れている漫画はギャグの部分も面白いと言われていたりしますしね(*^^*)
それでも画力は必要です!
画力がなくても上記のような事ができていれば、漫画賞を受賞できるくらいの評価は得れますが、その後の読み切りや連載を勝ち取るとなると、やはり画力はあるに越したことはありません!
コミックの売上にも関わってきますしね!
なので、先を見越して漫画家になるために漫画家志望のうちから画力向上に努めることをおすすめします(*^^*)
以下で画力を上げる方法も説明します!
画力を効率よく向上させる3つの方法
では、画力を効率よく向上させる3つの方法について説明していきますね(*^^*)
人体の構造を理解する
画力を向上させる方法として、模写がよく言われるのですが、いきなり模写をしてもあまり効果がありません。
まずは人体の構造を参考本などを見て勉強しましょう。
人体の構造がわかった上で模写をすると、こういう意図でここはこうなっているんだとか、色々気付きながら模写できるので吸収しやすくなるはずです。
参考までにぼくが参考にしてた本はこちらです。
〇人体のデッサン技法
この本を丸々1冊模写して、頭に人体の構造を叩き込みました!
参考本って余計な情報が多いと思うんですけど、この本は無駄が無く自分の知りたいところが詰まっているって感じです。
わかりやすく、基礎的な人体の事ならこれ一冊で充分な気がします!
興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね(*^^*)
模写
人体の構造を理解できたら次は模写です。
できれば1枚絵とかではなく、漫画1ページ丸々とかを模写した方が色んな絵を勉強できると思います。
人体だけでなくコマ割りや背景、構図などの勉強にもなります。
模写しながらプロがどんな風にデッサンを漫画に落とし込んでいるのか学びましょう。
漫画を描く
ある程度模写をやり、自分の頭だけで絵が描けるようになれれば漫画を描きましょう。
わからない箇所を放置したり、適当に描いていると、いつまで経ってもそこの部分の画力が上達しません(´△`)
経験上、自分で漫画を描くと色んな角度からの人体、服、パースなど細かなところでつまづくと思います。
そういう時はその都度、本を見るなり実物を見るなりして勉強していきましょう(*^^*)
模写におすすめの漫画
これは実際にぼくが週刊ジャンプの編集者に聞いた漫画なのですが、週刊ジャンプの漫画で模写するなら小畑健先生か久保帯人先生の漫画がおすすめらしいです!
編集者が言うには、どちらの先生もキャラの描き分けがよくできているからおすすめらしいです。
たしかに、素人は顔のパターンがある程度同じような顔になりがちですもんね!
特に容姿が整っている人だとねw
2人の画集を見れば、キャラの描き分けを理解しやすいと思いますのでぜひ参考にしてみてください(*^^*)
まとめ:漫画家になるために、漫画家志望者のうちから画力向上に努めよう!
上記で書いた通り、漫画賞受賞までは画力がなくても辿り着くことは可能かもしれないです。
ただし、その先の漫画家を目指すなら画力はあればあるだけ有利になるし、自分の為にもなります。
なので、漫画家志望者のうちから本記事に書いてあることを参考にしながら画力向上に努めましょう(*^^*)
本記事は以上になります。