今回はこのような疑問に答えていこうと思います(*^^*)
✔本記事をおすすめしたい人
- 漫画のネームの作り方やコツを知りたい人
- 漫画をより面白く作りたい人
✔本記事の内容
- 漫画のネームの作り方のコツ5つ
- 漫画のネーム賞もありますよ!
このような内容について本記事では詳しく説明しています。
✔本記事の信用性
本記事を書いているぼくは、週刊少年ジャンプの新人賞「Gカップ賞」を受賞しています!
また、10年ほど漫画歴があるので、その中で得た知識や経験から本記事を書いているので信用性のある記事を書けていると思います(*^^*)
ぼくについて詳しく知りたい方はプロフィールをどうぞ。
本記事を最後まで読めば、漫画のネームの作り方のコツを理解でき、それにより今までよりもネームにかかる時間を短縮できたり、漫画のできがより良いものになると思います(*^^*)
目次
漫画のネームの作り方のコツ5つ
それでは早速漫画のネームの作り方のコツについて5つ紹介していきますね!
起承転結を意識する
物語を考える時に起承転結を意識すると綺麗に話がまとまります。
起承転結とは
〇起・・・物語の始まり。世界観やどういうキャラなのかを説明する。
〇承・・・事件が起きるまでの序章。事件が起きるまでの伏線を張ったりする。
〇転・・・事件が起きる。1番話が盛り上がる場面。伏線回収などもここでやる。
〇結・・・話を締めくくる。主人公や周りの人などが、最初と比べなにが変わったのかを描くと綺麗に終われる。
簡単に説明するとこんな感じですね(*^^*)
わかりにくいっていう人は波で考えましょう!
「起」から始まり「転」に向けて徐々に盛り上がり「結」で物語を終わらせると考えればいいと思います!
要は「転」で1番盛り上がればいいわけです(*^^*)
ネームの下書きから考える
ネームから書き始めるのではなく、原稿と同じようにネームの下書きから考えましょう!
ネームの下書きとは
- どういうコマを描くのか下書きで全部決めておく (コマ割りはしなくていい)
- コマに描く絵などは構図とセリフがわかればいい
このようなネームの下書きを完成させた後に、コマ割りをしてネームを作ると作りやすくなり、完成度も上がると思います!
見開き単位で考える
ネームは原稿と同じように見開き単位で考えた方が見栄えがよくなります。
その際に
〇ページをめくる最後のコマは、次のページをめくりたくなるような「ひき」のあるコマにする
〇そして、めくったあとのページで大きいコマで繋げると綺麗にコマ割りができます!
〇推理ものの漫画で例をあげると「犯人は・・・」のコマで「ひき」を作り、めくったページで「犯人はお前だ!」と大きいコマで犯人を読者に誰か見せるみたいな感じです。
〇ギャグ漫画だと「ボケ」の「フリ」が「ひき」になり、ページをめくって大きいコマで「ボケ」を入れる形ですね(*^^*)
これらの事を意識するとネームの完成度が上がりますよ(*^^*)
コマ割りを意識する
ページごとに見せたいコマはどのコマなのか考えましょう!
重要度の高いコマほどコマの大きさを大きくしましょう!
構図などによってもコマ割りが変わってくると思います。
また、「斜めコマ」や「見開き」などの変形ゴマを使うとより完成度が高くなります!
詳しく知りたい方は、漫画のコマ割りのコツ5つ【参考になる本も紹介しています!】の記事をどうぞ。
読みやすさを意識する
ネームが完成したら、最後に自分で読み返してみましょう!
セリフが多くて読みづらい場合は、言い回しを変えてみたり、吹き出しを2つに分けるなどしましょう!
コマ内の絵がゴチャゴチャしていると感じたら、背景を省くというのも1つの手だと思います。
読みにくい漫画は大抵人気が出ません。
読んでいてストレスの感じない漫画を目指しましょう(*^^*)
漫画のネーム賞もありますよ!
漫画のネームが完成したら、原稿作業に移ってもいいのですが、時間のない人や絵に自信のない人などはネーム賞もおすすめです!
原稿に比べて時間がかからず、画力は関係なく評価されるので、ぜひ興味のある方は応募してみてください!
下記の記事でどういうネーム賞があるのかまとめています(*^^*)
-
漫画のネーム賞はどんなものがある?
続きを見る
まとめ:漫画のネームのコツを掴んだらネーム賞に出すのもアリ!
漫画のネームの作り方のコツは下記の通り。
- 起承転結を意識する
- ネームの下書きから考える
- 見開き単位で考える
- コマ割りを意識する
- 読みやすさを意識する
自信のあるものが描けたのなら原稿にしてもいいですが、ネーム賞というものもあるので、興味のある方は1度出してみてもいいかと思います!
本記事を参考にしてもらい、あなたのネーム作業がより良いものになったのなら嬉しいです(*^^*)
本記事は以上になります。