今回はこのような疑問について答えていこうと思います。
✔本記事の内容
- 漫画の持ち込みとは
- 持ち込みのメリットデメリット
- 漫画の投稿とは
- 投稿のメリットデメリット
✔本記事の信用性
本記事を書いているぼくは、過去に投稿も持ち込みもどちらもした事があり、そこから週刊少年ジャンプの漫画賞も受賞できました。
なので、信用性の高い記事になっています。
また、こちらの新人漫画賞を受賞する方法【受賞経験のあるぼくが完全解説します!】の記事も信用性の高い記事になっているので、興味のある方はどうぞ。
ぼくについて詳しく知りたい方は、プロフィールをご覧下さい。
本記事を最後まで読めば、持ち込みと投稿それぞれのメリットデメリットを理解でき、自分がどちらのスタイルで編集部にアプローチすればいいのか答えが出てくると思います。
目次
漫画の持ち込みとは
簡単に説明すると、漫画の持ち込みとは描きあげた漫画を出版社に直接持って行き、編集者に直接アドバイスをもらうというものになります。
持ち込みのメリット
持ち込みのメリットは下記になります。
- アドバイスがもらえる
- 結果がわかるまでの時間がかからない
- 原稿を使い回せれる
下記で詳しく説明しますね!
アドバイスがもらえる
1番のメリットは編集者に直接アドバイスをもらえるという点です。
投稿でもアドバイスをもらえる漫画賞がありますが、一言二言くらいしかアドバイスがされてないです。
持ち込みだと自分から質問もできるので、細かい所のアドバイスも聞くことができます。
結果がわかるまでの時間がかからない
投稿の場合、漫画を投稿して編集者に評価されて返ってくるまで時間がかかります。
持ち込みの場合、直接編集者に見せるのでその分はやく結果がわかります。
やっぱり自分が苦労して描きあげた漫画の評価はすぐ知りたいですよね?
自分の漫画が編集者に評価されたのか、ボツだったのか、モヤモヤする期間が少なくて済むのは持ち込みの良いところだと思います。
原稿を使い回せれる
投稿だと投稿数の多い漫画賞は原稿が返って来ない場合があります。
受賞していればいいのですが、もしボツになっていたら原稿は返して欲しいですよね?
持ち込みだとそういう心配がないので、安心して編集者に見てもらうことができます。
もしボツになっても、原稿があれば他の出版社に持ち込む事も可能です。
持ち込みのデメリット
当然メリットだけではありません。
デメリットは下記の通り。
- 1人の編集者にしか見てもらえない
- 交通費がかかる
- 緊張する
下記で詳しく説明しますね!
1人の編集者にしか見てもらえない
これが一番のデメリットだと思います。
投稿だと何人かの編集者に見てもらえるので、その分自分の漫画を気に入ってくれる人に当たる確率が高くなります。
しかし、持ち込みだと1人の編集者にしか見てもらえないので、その人に気に入られないとその時点でボツになります。
時間をかけてせっかく描きあげた漫画が数分で、しかも1人だけの評価でボツになるってめちゃくちゃ悔しいですよね?
交通費がかかる
当たり前なのですが出版社に行くまでの交通費がかかります。
ほとんどの出版社が東京だと思うので、地方住みの人は交通費がかなりかかってしまいます。
東京近郊に住んでいる人でも、持ち込みだけの為に交通費を払うのは、学生の人とかだと結構痛いんじゃないかなと思います。
緊張する
持ち込みは結構色んな場面で緊張する事があります。
電話予約や受け付けでの対応、編集者と対面した時など。
緊張しない人なら関係ないかもしれませんが、ぼくの場合緊張しやすい人間なので、何回行っても慣れませんでした。
投稿の方が気楽で良いなとは思ったので、緊張しやすい人はデメリットかもしれません。
漫画の投稿とは
漫画の投稿とは、完成原稿を直接出版社に持ち込むのではなく、郵送で出版社に送るというものです。
投稿のメリット
続いては投稿のメリットについて説明していきます。
投稿のメリットは下記になります。
- 複数の編集者に見てもらえる
- 地方住みでも関係ない
- 気軽に投稿できる
下記で詳しく説明しますね!
複数の編集者に見てもらえる
これが1番でかいです!
持ち込みだと1人の編集者が漫画を評価するのに対して、投稿の場合だと複数の編集者に評価してもらえます。
持ち込みをして1人の編集者が評価しなくてボツになった作品でも、投稿の場合だと、複数の編集者が見て、その中の一人、または数人が気に入ってくれる可能性もあるのです。
何事も分母が増えるというのはそれだけ確率が高くなるということなので、これが一番の投稿のメリットです!
地方住みでも関係ない
持ち込みの場合だと交通費がかかるので、地方住みの人だと負担が大きいです。
投稿の場合だと、どんなに出版社から離れた地方住みでも、原稿の郵送代だけですむのでかなり負担の軽減になります。
あとは出版社までの距離があると、往復でかなりの時間を取られます。
投稿だと最寄りの郵便局の往復だけですむので時間の節約にもなります。
気軽に投稿できる
持ち込みの場合、色んな場面で緊張する事があるのですが、投稿の場合だとそれがないです。
なので気軽に投稿できるのは良い点ですね。
緊張しやすい人は大きいメリットだと思います。
投稿のデメリット
当然持ち込みだけじゃなく、投稿にもデメリットがあります。
デメリットは下記の通り。
- 結果がわかるまで時間がかかる
- 原稿が返って来ない漫画賞もある
- 原稿が届いたか不安になる
下記で詳しく説明しますね!
結果がわかるまで時間がかかる
郵便局を挟むし、編集者数人で投稿作品を評価するので、その分結果がわかるまで時間がかかります。
自分が描いた漫画の評価はどうだったのか早く知りたいですよね?
大手出版社の場合、2ヶ月くらい待たないと結果がわからなかったりするので、すぐ結果を知りたい人にはデメリットかもしれません。
原稿が返って来ない漫画賞もある
投稿して原稿が返って来ない漫画賞もあります。
投稿数の多い漫画賞は原稿を返さない所が多いと思います。
せっかく時間をかけて完成させた原稿は、ボツになったとしても返して欲しいですよね?
原稿が手元にあれば、その漫画賞でボツになったとしても、他の漫画賞に出すこともできます。
原稿が届いたか不安になる
これはぼくだけかもしれないですけど、投稿の場合、原稿を郵便局に預けて出版社に郵送してもらうのですが、やっぱり人の手でやる以上ミスする可能性もあります。
配達ミスだったり、原稿を汚したり、折り曲げたり・・・
なので、ちゃんと原稿が出版社に届いたか待ってる間結構モヤモヤしてました。
持ち込みだと原稿を誰にも渡さないので、そういう心配はないです。
まとめ:持ち込みも投稿もそれぞれメリット・デメリットがあるがぼくは投稿をおすすめします!
ここまで持ち込みと投稿のメリットとデメリットを説明してきた訳ですけど、ぼくの経験談で言うと最初は投稿をおすすめします!
ぼくは最初持ち込みを選んだんですけど、最初の持ち込みではその時の編集者に気に入ってもらえませんでした。
その時のレポを漫画の持ち込みレポ・体験談【週刊少年ジャンプに行って来ました!】の記事で書いているので、詳しく知りたい方はどうぞ(*^^*)
その後、この編集者に見せ続けても進展しなそうだなと思い、投稿に変更したら担当がつきました!
その担当編集者に育ててもらい、漫画賞受賞するまで成長させてもらいました。
やっぱり自分の描く漫画を気に入ってくれる編集者についてもらうのが、後々の事考えるとやりやすいです。
漫画賞だけでなく、その後の掲載コンペなども全てその編集者が認めてくれないと提出できないからです(´△`)
なので、ぼくは投稿の方をおすすめします!
人によっては持ち込みの方が良いこともあるので、この記事を参考にして頂ければありがたいです。
本記事は以上になります。